バフェット流!バリュー株投資の筋道とは?Appleを例にして考える | 米国株投資について語る
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バフェット流!バリュー株投資の筋道とは?Appleを例にして考える

作成日: 2023年07月31日

更新日: 2023年08月27日

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バフェット流!バリュー株投資の基本理解

ウォーレン・バフェット氏、彼の名前は世界に知られています。彼の豊富な経験と理論から導き出された「バリュー株投資」がどれほど価値を持つか、初心者であれば誰もが知りたいと思うでしょう。

バリュー株投資とは、市場で過小評価されているが長期的には一定の価値を持つ株を探し出し、その成長を見守るという投資法です。バフェット氏のようなバリュー投資家にとって、株価が一時的に低下したとしてもパニックになることはありません。関心を持つべきはその会社の本質的価値、つまりその企業が将来的に稼ぎ出すことができるお金の価値です。こういった視点から長期投資を行い、短期的なマーケットの揺れに左右されず、しっかりと利益を得るのがバリュー投資の鍵と言えます。

それでは、バリュー投資家たるバフェット氏がこの投資法を駆使し、それぞれの企業を評価する際に何を重視しているのか。それは何をもって「理想の会社」とするかを明確に理解することから始まります。バフェット流のバリュー株投資戦略に必要な「理想の会社」について詳しく見ていきましょう。

バリュー株投資における「理想の会社」探し-重視すべき5つの条件

バフェット氏がバリュー株投資における「理想の会社」を探す際に注目する点は何か?

The Warren Buffett Wayから本当に代表的な視点を5つご紹介します。

1つ目は「理解できるビジネス」。バフェット氏は常に自分が理解できるビジネスを選ぶと語っています。つまり、ビジネスモデルや製品、産業の動向などをしっかりと理解し、その上で企業の将来性に対する確信を持つことが重要なのです。

2つ目は「長期競争優位性」。氏は自分が投資する企業が長期間にわたって競争力を維持し続けることができるかどうかを重視します。そのためには特許やブランド力、独自の技術などが必要となります。

3つ目は「優秀な経営陣」。その会社の経営陣が自社の資源を効率的に利用しているか、また、株主の利益を優先して決断を下すことができるかどうかを重視します。

4つ目は「安全マージンのある価格」。バフェット氏が投資する株は、市場価格が本来の価値(内在価値)よりも十分に低いことが求められます。この差が「安全マージン」になります。

5つ目は「業績の安定性」。氏は一貫して良い業績を維持している企業を好みます。だからこそ彼は、一過性のヒット商品に頼るような企業よりも、確実に収益を上げ続ける企業を選びます。

こうした見地から、実際にバフェット氏が投資を行なっているアメリカの上場企業を見てみると、彼の投資原則がより明確に理解できるでしょう。それでは、理想の条件を満たすアメリカの上場企業を3つ探してみましょう。

バフェットが選ぶ!理想の条件を満たすアメリカの上場企業3選

バフェット氏が選ぶ、理想の条件を満たすアメリカの上場企業を3つ紹介します。それらはCoca-Cola、American Express、そしてAppleです。

1つ目のCoca-Colaは、ストーリーのある強固なブランド力と大衆性を持つ製品が特徴です。バフェット氏は同社の製品が風味や価格で他社製品と差別化できる独自性を持っていると評価し、耐久的な競争力を持つ企業として投資を行っています。

2つ目のAmerican Expressは、主要なブランドの一つであり、信頼と信用を表しています。その強固なブランド力と、金融サービスでの確固たる地位は、氏の長期競争優位性という投資原則に合致しています。

3つ目のAppleについて、バフェット氏は「もし可能ならば、Apple全体を所有したい」と公言しています。製品の品質とブランド力の高さ、そしてユーザーロイヤルティの強さが高評価されています。また、財務状況の安定性とリーダーシップの力による経営陣の優秀さも投資判断の決め手となっています。

とくにAppleについて詳しくみてみましょう。

Appleは、1981年の上場以来長らく株価が低迷し、1ドルを下回るペニーストック(いわゆるクズ株)だったわけですが、現在の株価は195ドルを超えています。

AAPL

他の企業と差別化し、強力なブランドと長期に渡る成長性をを築き上げ、株価を200倍にまで押し上げた経営陣の業績は驚くべきものです。

ただし、コロナショック後の現在の株価は、その価値に比べてやや過大評価されている感があります。

その企業自体の価値に比べて高い株価で買うとリスクが高くなりますから、現在のAppleへの投資は慎重に考えた方が良いと思っています。

バリュー株への投資-道は遠いがゴールは価値あるものへ

バリュー株への投資は、まさに遠い旅行に出るようなものです。目指すゴールまでには距離があり、簡単にはたどり着けません。しかし、その先には大きな価値があるとバフェット氏は信じています。

バフェット氏のようなバリュー投資家は、短期的な市場の変動に左右されず、長期的な視点で企業の真の価値を評価します。そのため、市場が過剰反応し一時的に下落した株でも、企業の本質的な価値が変わっていなければ、それは買い時と判断します。

企業の真の価値を理解するためには、その業績やビジネスモデル、市場環境、経営陣の質など、多岐にわたる情報を詳細に分析する必要があります。そして、投資家自身がその企業の事業を深く理解し、将来の収益を見積もる能力が不可欠となります。これらのスキルと知識を身につけるためには、何年もの時間が必要です。

さらに、バリュー投資は時間とストレスを要求するものであるため、適応できる人は少ないかもしれません。短期的な株価の変動に一喜一憂しながら運用を行うのではなく、冷静な目で長期的な視野を持つことが求められます。また、市場を超えるリターンを求めるのであれば、時に市場とは逆の行動をとる覚悟も必要です。

それでもバフェット氏がバリュー投資を続ける理由は一つ、その先にある「価値」にあります。賢明な投資判断により、適切に評価されていない企業の真の価値を見い出し、その投資から生まれる長期的な収益こそが、バリュー投資の究極的なゴールです。

つまり、バリュー株投資は長い道のりを要するが、そのゴールが大きな価値あるものであるという考え方がある。その過程で投資家は耐え忍び、学び、行動し、そして時には市場と逆行する。しかし、それらを乗り越えた先に、真の価値を見極める能力という大きなゴールが待っています。

最終的に、バフェット氏の例を通して、バリュー株投資の本質的な理解を深めていきたいと思います。短期的な波動に一喜一憂するのではなく、企業の中長期的な価値を見極める視点を持って、真の価値ある投資を行うことが、最終的なゴールであると認識しましょう。

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